201号

OLの日記

万緑に産声は聞こえずとも(2/2)

「胎便吸引症候群」 予定日を超過し、胎児にストレスがかかってぐったりしていたようだ。 NSTでも心拍はずっと規則正しい音を聞かせてくれていたので、お腹を開けるまで誰もその様子に気づかなかった。 「どうせ大出血したら大きな病院に運ばれるから…ま、そ…

万緑に産声は聞こえずとも(1/2)

まだ7月を生きている気持ちだった。 ひんやりした風が部屋の中を吹き渡り、花火も祭りもない夏は今年も静かに過ぎ去ってしまった。 日記を放置した間にとんでもないウイルスが世界を震撼させている。 街中見渡しても、一年中みんなマスクがかかせない異常な…

お茶とLOVE YOURSELF

7/31を以て大好きな会社を退職した。 びっくりするほど優しい、というより心のあたたかな人ばかりの集まる癒しの場所。 まず私は履歴書を持たずに面接に行った。 もういいや、と会社の近くにある釣り堀で魚釣りをしたことを話した。 それが功を奏して採用し…

こどものころ

おじいちゃんおばあちゃんお母さんお父さん私で行った国。 ‪ベルサイユ宮殿の埃っぽさ(あの壺がトイレ?!とか)、ルーブル美術館で人混みから遠目に見たモナリザ、ノイシュヴァンシュタイン城を登ってへとへとになって馬車に乗って帰りたいと駄々をこねたこと…

「?」「!」

2010年の昼ドラ「インディゴの夜」の主題歌 「わたしあうもの/LOVE」 久しぶりに聴いてもやっぱり良い歌、2人の声がマッチして軽快な曲調だな~と懐かしく思いながら 歌詞で気になったところ。 「‪未来を望んでいいかな‬‪あなたも もしそうなら‬‪意味を渡すから‬」…

憂鬱時計

初めて彼らの歌を聴いたのは恐らく高校生の頃だった。 デビュー曲の「ヌナ ノム イェッポ(お姉さんはとても綺麗だ)」 ありふれたラブソング 付き合っている彼女から別れを切り出されるのを予期した年下の男の子の歌だった。 一度聴いただけで心が鷲づかまれた…

歯は一生もの

歯列矯正はじめました。 社会人になって毎月3万円の少額の積立をしていていつの間にか裏側矯正できる金額を越えていることにふと気が付き 専門歯科にかけこんだある冬のおわりの日。 矯正歯科を選ぶに確認すべき点は日本矯正歯科学会の認定医であること。 な…

kpopは下火なのか?

ネットを漂流していたらとある記事を見つけた。 今をきらめくTwiceについて書かれていた。 「KPOP、韓流は日本では下火だ。そして反日国家の韓国で何故日本人がアイドルデビューしたのであろうか」 第一に、韓流ブームと呼ばれるものはメディアが生み出した虚…

(26)

26歳になって私がこれからすべきこと ・仕事...人間関係も仕事内容も自分に合っているなと働いていて常々実感する心落ち着く居場所。仕事をこなしたい。 ・コンプレックス...コンプレックスを解消する。ひとまず歯並び。歯列矯正。 ・行動...1人で生きてい…

三途の川を渡る準備が出来た日

「三途の川を渡る舟となり、冥土での灯火になり橋となる。」 3月、祖母が亡くなった。桜一緒に見ようねと約束した数日後だった。 不思議と哀しくないのは遠い昔「なんでひいおじいちゃん天国に行くの?」と死を理解していなかった幼い頃の私に「この世界でやるべ…

初夏の待ちぼうけ

隣の芝は見れば見るほど青く人と比べることでしか幸せを測れない自分が情けない。 心の貧しさによるものかもしれない。みんなに置いていかれることが何よりも嫌。 5月は一年で最も大切な季節だからしっかり地に足着けて生きたい 悲しくて泣いてしまうけど時…